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より深く、より広く、より自在に――
前著 『セール、創造のモナド』(冬弓舎)で
中沢新一氏に激賞された気鋭の著者による
思想史を刷新する待望の書!
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来るべき思想史
──情報/モナド/人文知 |
清水高志著

装幀:戸田ツトム
定価2730円(税込)
ISBN978-4-925220-25-5
四六判/上製本/312頁 |

レヴィ情報学、セール、西田哲学、
ライプニッツ、ベンヤミン、ヴァレリー、
C・S・パース、小林秀雄……。
思想(史)の幾多の世紀と領域を自在に架橋することで、
「情報」と「創造」の問題系をとらえ直しながら、
現代社会の分析やポスト構造主義の総括をも試みる。
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| ■目次 |
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- 序

- 第一章 新たな多元論へ
- 1 「底知れぬもの」としてのヴァーチャル性(virtualite)[PDF:700k]
- 2 ヴァーチャル性(virtualite)はどのように機能しているか
- 3 ループ構造とネットワーク
- 4 三つの基本要素――ネットワークのなかの群島
- 5 二種類のヴァーチャル性
- 6 ヴァーチャル論と虚構論
- 第二章 社会批評としてのヴァーチャル論
- 1 ボールゲームの哲学――準=客体とは何か?
- 2 ハイパーテキストと準=客体(quasi-objet)
- 3 「ハイパーリアル」な社会
- 4 欲望の不可逆過程
- 5 「二重の批判」の世代――ポスト構造主義が試みたこと
- 6 客体化(objectivation)
- 7 個から多様性を考える
- 第三章 変容する想像力――ポスト構造主義はなんだったか
- 1 想像力と綜合
- 2 フィヒテからロマン派へ
- 3 解体する芸術
- 4 ベンヤミンの二分法
- 5 ヘーゲルとロマン主義の想像力
- 6 ヘーゲル、フランス思想の原父
- 7 想像力と否定性――二十一世紀の課題
- 第四章 媒体(medium)論――想像力とモナドロジー
- 1 デカルト、近代をひらく問い
- 2 ライプニッツの出発点
- 3 質料主義としてのモナドロジー
- 4 スピノザの情念論
- 5 「群集」という幻影
- 6 「残余の思想」とライプニッツ
- 7 世界の全体性とモナド
- 8 想像力、定礎、モナドロジー
- 9 ヴァレリーの想像力論
- 10 ユダヤ神秘主義、ロマン主義からの誤読
- 11 想像力とポイエシス
- 第五章 場所としての媒体(medium)
- 1 多にして一なるもの
- 2 西田の二元論批判
- 3 「外延的限定」と「質料的限定」
- 4 述語、場所
- 5 「連続的である」ことと「連続的にある」こと――西田のライプニッツ理解をめぐって
- 6 述語性の戦略
- 7 弁証法的モナドロジー
- 8 西田が語り残したもの
- 9 想像的なもの(imaginaire)と西田
- 10 純粋経験と潜勢力(virtualite)
- 11 特殊から個へ――ポイエシスの局面をどう捉えるか?
- 第六章 媒体としての「事件」――パース哲学とレヴィ
- 1 情報生成と個――新たな補助線
- 2 仮説形成(abduction)とは何か――C・S・パース
- 3 経験知をつくる「分類的な知」
- 4 先在する母胎――場所としての《連続性》
- 5 パースからレヴィを読む
- 6 二項論、三項論形式をとる多元論
- 7 世界像を確定するもの
- 第七章 「架空のもの」について――小林秀雄の虚構論
- 1 「架空のもの」の問題
- 2 本当の懐疑者とは
- 3 遡及的なベクトル
- 4 小林の逆説と宣長――『紫文要領』をめぐって
- 5 懐疑としての「物の哀」
- 6 日常の世界への信頼
- 7 批評は創造的でないか?
- 8 死を感じること
- 第八章 想像力と三つの倫理
- 1 倫理としての悲嘆
- 2 ワイルドの目に映ったキリスト
- 3 ポイエシスの倫理――ヴァレリーの場合
- 4 遡及的なベクトル再び
- 5 準=客体(quasi-objet)と贈与
- 6 贈与交換における想像力
- 7 古くて新しい倫理

- あとがき
- 事項索引・人名索引 [pdf: 640k]
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- ●著者紹介
- 専攻:現代思想・情報創造論。2010年度より東洋大学総合情報学部准教授に着任予定。著書に『セール、創造のモナド』(冬弓舎)、訳書に『哲学を讃えて』『アトラス』(ミシェル・セール、いずれも共訳、法政大学出版局)ほか。
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