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 冬弓舎の本:新刊(2011年2月1日刊行)

子どもはなぜ電車が好きなのか
──鉄道好きの教育〈鉄〉学
弘田陽介著

定価1890円(税込)
ISBN978-4-925220-27-9
四六判/並製本/224頁

「鉄ちゃん」を超えて、
しゅっぱつしんこう!

鉄道の魅力と子どもの成長の関わりを
人文諸ジャンルを縦横に駆使して、今一度とらえ直す。
実践教育としての鉄道学=教育〈鉄〉学の試み。
日欧の鉄道おもちゃや絵本に関する巻末資料も充実。図版多数!

著者紹介
本書「はじめに」から
目次
本文サンプル (PDFファイル[1.8mb]、本文2〜25ページ)
「資料編」サンプル (PDFファイル[1.9mb]、本文178〜185ページ)
本書チラシ (PDFファイル[270kb]、書店注文用にもお使いいただけます)



目次
    
はじめに サンプルpdf [1.8mb])
1両目 うちの子は「鉄ちゃん」?
バンダイこどもアンケート「お子様の好きな乗り物は何ですか?」
何歳頃まで電車好き?
男の子と女の子
2両目 子どもが鉄道好きになるまで――きっかけとしての鉄道のおもちゃ
鉄道好きの子どもは生まれつき鉄道が好きなのだろうか
子どもが鉄道好きになるまで
日本とヨーロッパの鉄道環境
おもちゃ――子どもと鉄道を最初につなぐもの
おもちゃと実物とがつながる
「でんしゃー」と一緒に成長?
3両目 鉄道絵本が生む「でんしゃ」の父子
イメージをつなぐもの
鉄道の絵本
父親の役割
鉄道と家族
父が語り、さらにその子が語り継ぐ鉄道物語
「でんしゃ」の家族のその後
4両目 生の「でんしゃ」に出会う
生の鉄道に出会う
子どもの中で直接動く生の体験
映画の始まりと鉄道
到来感――やって来る・過ぎていく・去っていく
やって来たでんしゃはどこに行くのか?
5両目 子どもの内を動くもの
心の中で動き続ける衝撃――フロイトの『快感原則の彼岸』から
子どもの外と内を動いている「でんしゃー」
子どもの体験世界
6両目 「がたんごとん」と響くリズム
鉄道の音響世界
緊張の緩和のリズム――クラーゲスのリズム論
生命を見出す時間としてのリズム 両目 機関車になる、宇宙になる
子どもの遊び――「ごっこ遊び」
トンネルをくぐるのは誰?
『銀河鉄道の夜』――ジョバンニ、機関車になる
「なる」の諸相――ベンヤミン、子どもと蝶の一体化
宇宙、そして世界生成の歴史としての銀河鉄道
8両目 「でんしゃ」の顔
子どもの顔認知
電車の目に魅入られる
顔=性格をもつ鉄道――機関車トーマス
9両目 鉄道と子どもの発達
汝の名は「じぇーあーる」
コレクションの欲望
「所有原理」と「関係原理」
子どもの一人遊びと鉄道
発達段階から見た鉄道好き
なぜ鉄道好きの子どもは、乗用車やはたらく車ではなく鉄道なのか
10両目 「鉄ちゃん」を超えて
鉄道で子どもはかしこくなる ただし社交性は学べない
人と人とをつなぐ鉄道
『鉄道の子ども』
鉄道がお父さんを連れてくる
鉄道好きの未来
資料編 サンプルpdf [1.9mb])
鉄道のおもちゃ
 日本の鉄道のおもちゃ/ヨーロッパの鉄道模型と子ども向けのおもちゃ
ヨーロッパの子ども向け鉄道文化
 鉄道発祥の地イギリス/鉄道模型の王国ドイツ/犬顔電車の国オランダ/意外と子ども向け? スペイン
鉄道の絵本
 鉄道絵本が描いたもの/「観察」という学習/擬人化された蒸気機関車/鉄道絵本、その後
引用・参考文献

結びにかえて



●著者紹介
1974年大阪生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。 現在、徳島大学総合科学部助教。 著書に『これは教育学ではない――教育詩学探究』(共著、冬弓舎)、 『近代の擬態/擬態の近代――カントというテクスト、身体、人間』(東京大学出版会)など。 身体と教育の思想史を専門としている。

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