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子どもはなぜ電車が好きなのか
──鉄道好きの教育〈鉄〉学 |
弘田陽介著

定価1890円(税込)
ISBN978-4-925220-27-9
四六判/並製本/224頁 |

「鉄ちゃん」を超えて、
しゅっぱつしんこう!
鉄道の魅力と子どもの成長の関わりを
人文諸ジャンルを縦横に駆使して、今一度とらえ直す。
実践教育としての鉄道学=教育〈鉄〉学の試み。
日欧の鉄道おもちゃや絵本に関する巻末資料も充実。図版多数!
| ■目次 |
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- はじめに (サンプルpdf [1.8mb])
- 1両目 うちの子は「鉄ちゃん」?
- バンダイこどもアンケート「お子様の好きな乗り物は何ですか?」
- 何歳頃まで電車好き?
- 男の子と女の子
- 2両目 子どもが鉄道好きになるまで――きっかけとしての鉄道のおもちゃ
- 鉄道好きの子どもは生まれつき鉄道が好きなのだろうか
- 子どもが鉄道好きになるまで
- 日本とヨーロッパの鉄道環境
- おもちゃ――子どもと鉄道を最初につなぐもの
- おもちゃと実物とがつながる
- 「でんしゃー」と一緒に成長?
- 3両目 鉄道絵本が生む「でんしゃ」の父子
- イメージをつなぐもの
- 鉄道の絵本
- 父親の役割
- 鉄道と家族
- 父が語り、さらにその子が語り継ぐ鉄道物語
- 「でんしゃ」の家族のその後
- 4両目 生の「でんしゃ」に出会う
- 生の鉄道に出会う
- 子どもの中で直接動く生の体験
- 映画の始まりと鉄道
- 到来感――やって来る・過ぎていく・去っていく
- やって来たでんしゃはどこに行くのか?
- 5両目 子どもの内を動くもの
- 心の中で動き続ける衝撃――フロイトの『快感原則の彼岸』から
- 子どもの外と内を動いている「でんしゃー」
- 子どもの体験世界
- 6両目 「がたんごとん」と響くリズム
- 鉄道の音響世界
- 緊張の緩和のリズム――クラーゲスのリズム論
- 生命を見出す時間としてのリズム
両目 機関車になる、宇宙になる
- 子どもの遊び――「ごっこ遊び」
- トンネルをくぐるのは誰?
- 『銀河鉄道の夜』――ジョバンニ、機関車になる
- 「なる」の諸相――ベンヤミン、子どもと蝶の一体化
- 宇宙、そして世界生成の歴史としての銀河鉄道
- 8両目 「でんしゃ」の顔
- 子どもの顔認知
- 電車の目に魅入られる
- 顔=性格をもつ鉄道――機関車トーマス
- 9両目 鉄道と子どもの発達
- 汝の名は「じぇーあーる」
- コレクションの欲望
- 「所有原理」と「関係原理」
- 子どもの一人遊びと鉄道
- 発達段階から見た鉄道好き
- なぜ鉄道好きの子どもは、乗用車やはたらく車ではなく鉄道なのか
- 10両目 「鉄ちゃん」を超えて
- 鉄道で子どもはかしこくなる ただし社交性は学べない
- 人と人とをつなぐ鉄道
- 『鉄道の子ども』
- 鉄道がお父さんを連れてくる
- 鉄道好きの未来
- 資料編 (サンプルpdf [1.9mb])
- 鉄道のおもちゃ
日本の鉄道のおもちゃ/ヨーロッパの鉄道模型と子ども向けのおもちゃ
- ヨーロッパの子ども向け鉄道文化
鉄道発祥の地イギリス/鉄道模型の王国ドイツ/犬顔電車の国オランダ/意外と子ども向け? スペイン
- 鉄道の絵本
鉄道絵本が描いたもの/「観察」という学習/擬人化された蒸気機関車/鉄道絵本、その後
- 引用・参考文献
結びにかえて
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- ●著者紹介
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1974年大阪生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。
現在、徳島大学総合科学部助教。
著書に『これは教育学ではない――教育詩学探究』(共著、冬弓舎)、
『近代の擬態/擬態の近代――カントというテクスト、身体、人間』(東京大学出版会)など。
身体と教育の思想史を専門としている。
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